藤本隆行 Node/砂漠の老人-ver.β- に参加します

投稿日: カテゴリー: 活動・告知

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大野一雄フェスティバルの一環として、藤本隆行が演出する「Node/砂漠の老人」がBankARTで発表されます。

ダムタイプの藤本さんが照明と演出をしています。
テックチームはみんなプログラミングで作品をアシストします。
僕はバイオリニストの辺見康孝さんの演奏を解析したり、音響処理したり、電子音関係のプログラミングをしています。

楽器の音をコンピュータ処理するのはかなり久々な感じがするのですが、典型的なライブエレクトロニクススタイルとは違う感じになっていると思います。
詳しくは見てのお楽しみです。

現代音楽のバイオリニストということで、恐い感じの人かと勝手に想像していたのですが、辺見さんは現代音楽界にはなかなかいない感じの個性を持っています。
なんでも、80年代はラップをやっていたなど異色の音楽歴があり、最近はMax/MSPも購入したらしくこの滞在期間に参考書も持ってきていました。

意欲的に自分の領域を拡張していく姿勢は見習いたいものです。

BankARTは響き過ぎな環境で、あまり空間的なことはできないのですが
飛び道具としてのウーハーがどうしても欲しかったので
直前に急にFostexの山口さんに機材協力していただきました。

このサブウーハー、さまざまなプロジェクトで使ってきたのですが
自分なりに好きな鳴らしかたを見つけたんです。

こういう身体まで響き渡る音は自宅のオーディオやヘッドフォンでは再現できない波なので、会場で体験してほしいです。

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ー作品インフォメーションー

この「Node/砂漠の老人」では、「データ」と「情報」と「知識」の関係を考えます。データは数値的で記録可能なもので、情報はデータを編集操作して作り出す概念であり、この2つは容易にコピーできます。
それに対して知識は、同じ情報を異なる方法/角度から経験することで得られるもので、そこには、訓練等の体得する過程が不可欠です。それ故に、自分の知識を他人に移すことは、容易ではありません。
そのような構造を理解すること。経験の蓄積によってのみ得られる知識がある一方で、容易に偏った情報を生み出し得るということを、観るという経験を通して体感できるような、そのような作品を創りたいのです。

藤本 隆行/kinsei(インディペンデントディレクター・照明デザイナー)
1987年、ダムタイプに参加。近年は個人的に、海外も含めた多くのアーティストとコラボレーションを行い、「true/本当のこと」(07年~)などを発表。LED照明を含めたデジタル・ディバイスと人体の高密度の同期化に焦点を当てた,有機的な舞台を構築している。

[ディレクション・照明]
藤本隆行

[テクニカル]
映像・音響・技術:上條慎太郎(TMUG)
映像・プログラミング:神田竜
映像・プログラミング:大西義人
システム・プログラミング:高橋卓久真
音響・プログラミング:松本昭彦
テックチームマネジメント:A4A

「Node/砂漠の老人」-ver.β-
-大野一雄フェスティバル2012-
2012. 9. 16. Sun. 18:00 start
17. Mon. 16:00 start
※終演後にポストトークあり
16日:藤本隆行×小崎哲哉
17日:藤本隆行×クリエイションメンバー
[会場] BankART Studio NYK
{料金} 前売 2,000円 / 当日 2,500円

OR [DVD] OR [DVD]

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