今週から森下スタジオで藤本隆行さん(ダムタイプ)の新作の制作があります。
舞台作品は作曲よりもタイトなスケジュール、限られたリハーサル時間で仕上げなければいけなくて、ライブのように自分のペースで作れるものではないので、緊張感があります。
精神的に集中して戦闘モードに入らないと面白いアイデアも実現しなくなってしまうのです。
この作品ではプロジェクションマッピングやら、デジタルサウンドやら、インタラクティブやら、デバイスやら、テクニカルなことを結構つっこむ舞台作品なので、普段舞台を見ない人にとっても刺激的だと思います。
この後3月に韓国でワークショップなどをやる予定もあります。
僕はおそらく舞台のサウンドの制御やインタラクション、楽器のライブエレクトロニクス処理なんかについて具体的にどのようなことをやっているのかを紹介する感じになると思います。
もちろん、僕のパートというのも一部であって、その他大勢のプログラマーのテクニックが裏では動いています。
僕も全部は把握していないので、ワークショップで他の人の技を見れるのは楽しみであったりします。
せっかくこれだけのメンバーが集まっているので、僕も自分の担当の制作だけでなく、次に繋がる何かを吸収したいものです。
舞台作品なので、詳細はネタバレしてる場合ではないので、あいちトリエンナーレ2013でご覧になっていただければと思います。