今週金曜日12/21は神楽音でSOURCE CORD Vol.2が開催されます!
https://kagurane.com/schedules/view/852
Live –
Takahisa Mitsumori (mergrim/moph)
Machìna
Taro Aiko (ENDON/m.a.s.f.)
Akihiko Matsumoto
Shintaro Kamijyo (+MUS)
VJ –
Kousaku Namikawa
Modular SE –
Kentaro Suzuki
Day 2018.12.21.Fri
Open/Start 19:00
Door ¥1800 + Drink
転換時のSEまで含めて全編モジュラーシンセユーザーによるライブセットとなります。このSEも秀逸なのでぜひ聴いていただきたいです!
独自の音楽性を追求して個性的な活動をしているモジュラーユーザー音楽家を中心に集めた結果、みんなレーベルだったり機材ブランドだったりを主宰してそれぞれのシーンを形成している中心人物が大集合した感じになってます。実験系からダンス系、ベースミュージック、ノイズから歌物まで音楽的な多様性はかなりあるイベントだと思います。
モジュラーシンセというキーワードがフックにならない時代から実績をあげている豪華アーティスト陣です。
モジュラーマニアの同業者にしか良さがわからないイベントではなく、一般の音楽ファンに届くモジュラー音楽イベントを心がけているので、モジュラーシンセなんて言葉すら知らないような、音だけを純粋に楽しみたい人にもマニアにも響くイベントになれば幸いです。
19:00 Openで僕の出番は
20:10 – 20:40 Akihiko Matsumoto
です。
ライブコーディングではないけど、Max for Live内部で開発したプログラムを叩いてフレーズをその場で生成してモジュラーシンセで音作って8trミックスしてます。より音楽的にまとまるようにプログラム自体は事前仕込みでDJ的に即興叩き展開して生成音楽やってる感じです。
ライブコーディングもやりたいところなのですが、Ableton LinkベースなのでTidalはついてこれないため何か環境を探さなければという問題と同時に、ライブ見ての通り8trあるとめちゃくちゃ忙しくてひっきりなしにオペしてるからキー操作が限界でコーディングまですると音楽が間延びして散漫になる予感で
自分がライブで目指しているのは作曲の高速化とリアルタイム化で、いかにもな即興っぽいジャンルの音楽に聴こえてしまったらそれは意図と違っていて、緻密にトラックメイキングしたような音楽をいかにその場で新規に生成するかの追求です。即興だから許せちゃうみたいなゆるい目で見て欲しくないので。
モジュラーライブ時のマシン側の独自開発Ableton M4LのMIDI生成プログラムはモジュラーに送って音色もフレーズに合わせて作ってからAbletonに戻してM4Lでオーディオエフェクトかけつつその場で予測できないフレーズに対するミックスしてます。
これを8パート同時に対位法的に展開するのでめちゃくちゃ指先も頭の中も忙しくて、ライブコーディング取り入たいとも思いつつ、今の自分の頭のクロックスピード的にもっと遥かに頭トレ強化しないと音楽的に出来そうにないです。
毎日練習しないとなかなか頭が追いつかないけど、確実に音楽をその場で作る基礎体力が磨かれるからあらゆる環境で応用可能な力がついて自分的には一石二鳥です。