音響分析のフリーソフトでSonic Visualiserというソフトがあります。
これは音響データを視覚化し分析するためのソフトで、マニュアルもありますし、対応OSもLinux、OS/X、Windows、Solarisと幅広いです。
開発元はCentre for Digital Music, Queen Mary, University of London.
機能としては、IRCAMのAudiosculptと似ていて、FFT分析や部分音の視覚化、テキストや画像などの張り付けが可能ですので、特定の音響をドキュメントとして説明しなければならない場合等に便利でしょう。
主な対象は、音楽学者、アーカイヴィスト、音響処理研究者のようですが、作曲家やサウンドアーティストなども積極的に使用することが考えられると思います。
分析から何かを得るというのは現代の音楽では非常に重要な考え方となっています。
ダウンロード
http://www.sonicvisualiser.org/download.html
コンピュータ音楽―歴史・テクノロジー・アート
東京電機大学出版局 2001-01 |