事後報告になってしまいますが、東京大学のチームでセンサーネットワークと超指向性スピーカーを使ったサウンドインスタレーションの展示を行いました。
こういった自律的なサウンドスケープはインスタレーションという形態以外発表が難しく、またサウンドインスタレーションであったとしても適した空間がなかなか無いのですが、今回はなんとかチューニングで最適化しました。
展示空間で最大限に作品を展開するというのはサウンドアートの一番重要な部分ですね。
ここ次第で良くも悪くも大きく作品が変わってしまいます。
それにしても、丸山くんのMaxプログラミングの習得スピードに驚きました。
プログラミング:丸山典宏・渡邉由・松本昭彦
プロジェクト・ディレクション:岡瑞起・池上高志
Programming: Norihiro MARUYAMA / Yu WATANABE / Akihiko MATSUMOTO
Project Direction: Mizuki OKA / Takashi IKEGAMI
自律的なセンサーを空間に配置し、訪れる人・ウェブ・光の変化から進化するサウンドスケープを作リ出します。毎日少しづつ変化していくセンサーは何を記憶し、何を維持しているのか、それを体験してもらう作品となっています。ここでいう自律性とは、自分でダイナミックにセンシングパターンを更新していくという意味です。
センサーは光センサーと近赤外線からなり、人の動きに反応して自律的にセンシングのパターンを変え、ツイッターからのデータによって加工された人工化学反応が音色を進化させます。自律センサーネットワークが、何かに反応するとデフォルトモードの音色が変化します。同時に指向性のあるスピーカーの運動も変化し、それが空間のサウンドスケープを作り出します。
2012/5/29 (Tu) – 6/3 (Su) |
5/29 Open:14:00 – 19:00
5/30 Open:14:00 – 19:00
5/31 Open:14:00 – 19:00
6/1 Open:14:00 – 19:00
6/2 Open 10:00 – 17:00
6/3 Open 10:00 – 17:00
Programming:
Norihiro MARUYAMA
Yu WATANABE
Akihiko MATSUMOTO
Project Direction:
Mizuki OKA
Takashi IKEGAMI