Electronic Music and Sound Design – Theory and Practice with Max/Msp – Volume 1 Alessandro Cipriani Maurizio Giri Contemponet 2010-01 |
Max/MSPの新しい本がリリースされました。
タイトルは「Electronic Music and Sound Design – Theory and Practice with Max/Msp – Volume 1」。
現在PD(puredata)を開発している、Maxの発明者、ミラーパケットの音響理論の本に近い専門的な内容となります。
Theory and Techniques of Electronic Music by Miller Puckette
http://crca.ucsd.edu/~msp/techniques.htm
今後3巻ものボリュームが予定されている本書のトピックは独学が想定されており
音響合成、音響処理 – 周波数, アンプリチュードと波形 – エンヴェロープとグリッサンド – 加算合成とベクターシンセシス – ノイズ生成器 – フィルター – 減算合成 – バーチャルシンセサイザープログラミング – イコライザー, インパルスと共鳴体 – シグナル操作とLFO – Max/MSP プログラミングテクニックとなっています。
デジタル音響合成とサウンドデザインに関する内容で、Maxのパッチングの本というより理論、原理をきっちり解説する一冊となっています。
どんなにプログラミングスキルを向上させようとも、我流でマンネリ化した音しか作れないかたは一度理論を勉強してみるのも良いのではないでしょうか。