ご存知ストラトキャスターはパーツが多いことから改造する箇所が多く、それぞれ何に変えるかによって音の方向性が変わってきてしまいます。
今回改造したのはイナーシャブロックと呼ばれているトレモロユニットの裏側についているブロックです。
この素材がダイキャストか鉄かによってかなり音は変わります。
鉄の方が響きが良いです。
安いギターにはしばしばコストダウンのためにダイキャスト素材のイナーシャブロックがついていますが、これは磁石にくっつきません。そして、軽いです。
実はこの部分の重量は音のサスティーンに影響するようです。
写真下側がダイキャストで上は鉄です。
色が少し違います。
それと、弦のポールエンドをホールドする箇所が浅いのがヴィンテージ系のイナーシャブロックの特徴です。
50年代のストラトのものなどはかなり浅かったりします。
この深さは弦のテンションに影響するため、結果的にピックがあたる箇所の弦の張りがかわるので、音が変わります。
イナーシャブロックは国産用ミリサイズだとなんとサウンドハウスで2000円代で買えるので、交換してみるのをおすすめします。
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