IrcamのOpenMusicの代用ソフトとしてはPWGLというものがあります。
http://www2.siba.fi/pwgl/index.html
OpenMusicと同じくPatchworkをベースにしたLispをベースにしたソフトですが、IntelMacにも対応していてフリーです。
OMに付属するライブラリとは中身が異なりますが、ピッチクラスセット理論関係のライブラリがあったり、シェーンベルクの無調音楽や調性和声のヴォイスリーディングの楽曲分析のライブラリがあったり、ircamよりは多少幅が広いと思います。
PWGLは慣れるまで使いづらいですが、OMを過去に使用していた人なら共通したオブジェクトやコマンドも多く、チュートリアルをやりながらすぐに作曲に実践できるでしょう。
この手のアルゴリズミックコンポジションを支援するようなソフトは、ヘルプパッチやチュートリアルの作り方で、作者の音楽的な方向性がかなり読み取れま
す。逆に作曲のテクニックのヒントになる場合すらあります。私も自身の作曲を支援する目的でmax/mspのオブジェクトを自作し、ヘルプパッチを作る際
に、サンプルで見せる挙動自体が自分が頭の中で思い描いている音楽の一部だったりするので、手の内を明かしたくない場合にはヘルプの作り方で苦労します。