本日の音響実験日記はIRCAMのフォーラムソフトAudiosculptによるループの自動スライスです。
ループ素材から特定のセグメントだけを抜き出したい場面は案外多く、フィールドレコーディングした素材の中から必要な音響素材のまとまりを別ファイルとして書き出していきたい場合にも活用できます。
ReCycleとは違い、FFTのフレームや様々な分析時のパラメータを自分で設定することが可能です。
24Bit、192KHzまで対応しているので高音質素材の編集もばっちり。
このAudiosculptというソフトは通常の波形編集ソフトには備わっていないユニークな分析機能や編集機能があり、2Mixからボーカルだけを消すような作業もパーシャルトラッキング分析の結果を緻密に利用することで可能になります。
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ReCycle 2.1 リニューアル版 プロペラヘッド 2009-05-23 |