図形楽譜を使ってヘビーメタルを抽象化した音楽を作りました。
音響素材はフィードバックノイズ、ドラム、ディストーションギターのパワーコードなどすべてヘビメタを象徴する素材です。
これらを使って、どれだけ音楽の要素を抽象化できるか挑戦しています。
この図形楽譜は、音楽を作ってから後付けでグラフィックを描いたのではなく、あらかじめ図形楽譜に描かれた図形をJitterが解析して、リアルタイムに音響化しています。
当然楽譜を別のものにすれば同じ音響素材を別の方法で演奏することになり、異なる音楽が出現します。
デジタルの解析技術をふんだんに使っていますが、音の質感はあくまでアナログです。
解析には納得がいっていない部分もあり、音楽的にももっと練る必要があるので、まだまだ改訂します。
http://akihikomatsumoto.com/works/gravity.html
解析の技術にはOpenCVをポートしたcv.jitを使っています。最近名著が日本語訳されました。
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松田 晃一
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