Max/MSPメーリングリストからのネタです。
Max5を使いたいけど、4でパッチが開けない。となると、結局4でパッチを作成し必要に応じて5用にコンバートしていた日本男児に朗報です。
iamasに招待されているFredrik Olofsson氏が開発したsupercollider用のパッチを通じてMax5のパッチを4.6用に変換できるようになりました。 それだけでなくこの写真のようにパッチのコードを生成することも可能になっています。
http://www.fredrikolofsson.com/pages/code-sc.html
ヘルプパッチにも記載されているとおり、スーパーコライダーの魅力をアピールするために、あえて別のスクリプトなどではなくスーパーコライダーのパッチを利用しているようです。
スーパーコライダーは昔からポピュラー音楽のミュージシャンにも広く知られ、AutechreやAphex Twinらが使ってることでも有名ですが、今でも地道にバージョンアップを重ねています。
Maxのエクスターナルオブジェクトとしてあれば便利なのですが、OSCを介する特性上なかなか自分の作品に使おうという気になりません。
私はMaxをそれほど重視しているわけではありませんし、音質にも不満がありますが、様々なコンピュータ言語、音楽言語のインタープリターとして中心に据えると他のソフトと連携がとりやすいのでMaxを中心に作品を作ったりします。(最近は電子音響を伴わない、コンピュータ生成による器楽曲ばかり作ってますが)
音質はRTcmixがあれば他は特に必要性を感じません。物足りない部分はサウンドファイルに書き出した後、もしくはlogicなどのシーケンスソフトのプラグインでリアルタイムに加工します。
ギタリストなので、音響処理エフェクトにはこだわりがあり、普段使うプラグインはほとんどMax/MSPで自作しVSTに書き出したものです。(いつの間にか50種類ほどリリースしてました)
サイトでもフリーで公開してるものです。このブログで自作プラグインネタはしつこいのでリンクは貼りません。笑