Talking Piano.appというMax OSX用のアプリを販売開始しました。
このアプリを使うとオーディオファイルからMIDIのコンバートが可能になります。
サンプルのムービーでは音声からMIDIデータに変換し、ソフトシンセを鳴らしています。
音声ファイルやマイクからの入力でMIDIピアノを鳴らしたり、暴力的に電子音響音楽をピアノ曲にコンバートしたり、音響とMIDIを並走させて特殊なヴォコーダーのような音を作ったり
ソフトシンセだけでなく、ハードシンセに接続したり、DMXに接続して照明を制御したり
手作業の打ち込みでは不可能な複雑なMIDIのデータを作成できます。
発想次第で様々な使いかたが出来るのではないでしょうか。
自動演奏ピアノのための野々村竜太郎議員
基本的な使いかたですが、Inputのパネルではサウンドファイルかオーディオのリアルタイム入力かを選択したり、ループ再生、マイクゲインをコントロールします。
入力源にサウンドファイルを選択するとファイルを選ぶためのダイアログが出ます。
Analysisのパネルでは入力源のスペクトログラムがヴィジュアライズされ、MIDIに変換したオーディオデータが鍵盤のグラフィックに反映されます。
Partialでは第何倍音までを分析するかを決定し、Thresholdでは入力感度を調整します。
DurationではMIDIノート一つ一つのグレインとでも呼ぶべき細かい音の粒の長さをミリ秒単位で設定します。
MIDIのパネルでは出力先を選択します。
ここでの出力をfrom Talking Pianoにし、DAW等のソフトから入力源として選べばMIDIをシーケンスとして記録することができます。
もちろんMIDIインターフェイスに出力しハードシンセを鳴らすことも可能です。
Audio Outは入力源の音をそのままスピーカーから出力する音量などを設定します。
dac~をダブルクリックするとサンプリングレートなど細かい設定が可能になります。
Rewireで外部ソフトにオーディオを送ることもできます。
が、MIDIメインのソフトなのであまり使うことはないかもしれません。
販売はgumroadから
for Mac OSX
https://gumroad.com/l/nvoC
($8)
for Windows OS
https://gumroad.com/l/Rpkd
その他公開しているアプリは以下にまとめてあります。
http://akihikomatsumoto.com/download/
Science of Sound, The Thomas D. Rossing Richard F. Moore Paul A. Wheeler Addison Wesley 2001-12-18 |