少し前になりますが、愛知県・豊田市美術館にて開催中の「反重力」展にてやくしまるえつこさんのインスタレーションのサウンドプログラミングを行いました。
建築がとても美しい美術館です。
インスタレーションなので詳細は実際に空間で見て感じてほしいので書きませんが、裏側のヒントを少し明かすと、この作品はテクニカルにがんがん攻めるというより縁の下の力持ち的なプログラムで、オーディオは72chも使っています。
そんなこんなで設置は非常に時間がかかったのですがこのスピーカーの台数では無理もありません。
もちろん音だけでなく、映像や照明も同期したインスタレーションです。
そちらはd.v.dの山口さんが担当してます。
「反重力 浮遊|時空旅行|パラレル・ワールド」
http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2013/special/antigravity.html
会期は9月14日~12月24日(月曜休館、ただし9月16日、9月23日、10月14日、11月4日、12月23日は開館)、開館時間は10:00~17:30(入場は17:00まで)。観覧料は一般1,000円、高校・大学生800円、中学生以下無料。
関連イベント:
●レクチャー「重力とは何か」
大栗博司(物理学者[素粒子論]/カリフォルニア工科大学カブリ冠教授、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構主任研究員)
9月22日[日] 14:00 -15:30。
●鼎談「建築に反重力は可能か」
青木淳(建築家)× 五十嵐太郎(建築史家/あいちトリエンナーレ2013芸術監督)×中村竜治(建築家/出品作家)
10月20日[日] 14:00-16:00
●トーク「地上の生の光景」
内藤礼(出品作家)× 椹木野衣(美術評論家)× 能勢陽子(当館学芸員)
12月1日[日]14:00 -16:00
●担当学芸員によるスライドレクチャー
9月23日[月・祝]、12月15日[日]いずれも15:00 -16:00
●映画上映会
「2001年宇宙の旅」
(スタンリー・キューブリック監督、1968年、141分)
9月28日[土]14:00 -17:00
「惑星ソラリス」
(アンドレイ・タルコフスキー監督、1972年、165分)
11月30日[土]14:00 -17:00
*担当学芸員によるミニレクチャー付き
* いずれも美術館1階講堂(定員172人)にて。
レクチャー、鼎談、トークは正午より配布する整理券と当日の企画展観覧券が必要です。
● 担当学芸員によるギャラリートーク
10月13日[日]、10月26日[土]、11月9日[土]15:00 -16:00
● 作品ガイドボランティアによるギャラリーツアー
木曜日除く毎日14:00から(約1時間) 土、日、祝日は11:00と14:00から
ただし、開催されない場合もあります。
* いずれも当日の企画展観覧料が必要です。1階チケット・カウンター前にお集まりください。
ギャラリーツアーカレンダーはこちら
カタログ=「反重力 浮遊|時空旅行|パラレル・ワールド」 青幻舎より11月上旬刊行予定
同時開催=「浮漂-漆と現代美術の饗宴-」
9月14日[土]-12月24日[火]
「高橋匡太-ひかりのプロジェクト@豊田」
10月12日[土]-10月27日[日]
次回開催=「愛知リアリズム-宮脇晴と岸田劉生の周辺」
2014年1月7日[火]-4月6日[日]