ヘヴィメタルの電子音響音楽的解釈


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ギターをやっていたので中学、高校とけっこうヘヴィメタルを聴いてきたのですが、最近は趣味や生活も変わりあまり聴いていませんでした。
自分の趣味も電子音楽や現代音楽などに進んだため、メタルはおろかあまりギターにも触れていませんでしたが、様々な音楽やインスタレーション、サウンドアートの制作を経験して一周した今の自分が考える理想的なメタルを作曲しました。

僕がメタルに求めるのはハードに歪んだギターのリフ、ゴリゴリの低音、2バス、そしてスピード感。

単純な反復や早弾き、リードギターなど興味が無い要素は電子音楽や現代音楽の書法など、今の自分の中にあるもので置き換えつつできあがったのがDXDXDという曲です。
いわば、スタイルミクスチャー。

メタリックな質感ではあるものの、純粋なメタルバンドはこういう音楽ではないと思います。逆にメタルファンがどう感じてくれるのか気になります。

76年のストラトを使ってギターは録音しています。ほとんどメタルに使われることは無いシングルコイルですが、僕の中でのギターの音色はストラト以外ありません。メタリックなリフは音色やフレーズを聴かせるというより、音を塊にしてぶつけるようなイメージなので、若干ギターであってギターで無いような弾き方をします。

一旦録音した素材は適宜Max/MSPを使い、徹底的に解体し再構築しながら、電子音楽と同じように組み立てています。なので、バンドがスタジオに入って録音するようなプロセスはとっていません。

Bandcampで100円ですが、フルバージョン試聴できます。
徹底的に聴きたいかたはぜひ買ってください。
http://akihikomatsumoto.bandcamp.com/track/dxdxd